意外と多い賃貸物件の漏水トラブル。被害にあった時の対処法は?

今年の10月には市政施行70周年を記念して、大相撲枚方場所が開催される予定の枚方市。

市での開催は200010月以来の17年ぶりとなります。

稀勢の里や白鵬など人気力士の取り組みを眼前で見られるとあって、枚方市の相撲ファンは今から胸をわくわくさせていることでしょう。


今回は、そんな枚方市の賃貸物件を検討されている方に、事前に知っておきたい漏水被害の対処法をご紹介します。

万が一のトラブルの際も、事前に対処法を知っておけば安心ですね。


漏水


漏水を起こしてまったら


あなたも「自分は漏水なんて起こさない」と思っているかもしれません。

しかし、意外に多いのが洗濯機周りの漏水トラブルです。

きちんと排水ホースを設置したつもりが、洗濯機の運転振動によりだんだん緩み、ホースが外れて漏水を起こしてしまうケースが見られます。


「洗濯機置き場には防水パンがあるから大丈夫じゃない?」と思われるかもしれませんが、防水パンの排水口がごみで詰まっていたために水が流れず、室内に溢れさせてしまうケースが多いようです。

結果階下にまで漏水し、その部屋の住人の家具・家電をダメにしてしまい賠償を求められることがあります。

この場合、まずは管理会社や大家さんに相談しましょう。


賠償は、賃貸契約時に加入する火災保険のうちの個人賠償責任補償が適応され、賠償費用が支払われます。

個人賠償責任補償とは、契約者本人やその家族が、他者に誤ってケガを負わせたり、所有物を壊したりした時に賠償するための保険です。


被害額が100万円を超えるような高額な賠償になった場合は個人で支払うのは難しいですから、こうした保険に加入しておくことは大切です。

賃貸契約時に加入する火災保険は2年契約で12万円という商品が多くなっています。

ただし、保険料は家財補償額をいくらにするか、特約をつけるかつけないかでも金額が変わってきます。

そのため加入の際は、保険プランの内容をよく検討することが重要です。

また、漏水をおこさないために、洗濯機置き場の防水パンは排水口の定期的な掃除を忘れないでくださいね。


物件設備が原因だったら?

 

築年数が古い賃貸物件の場合、物件設備が老朽化して水漏れを起こす場合があります。

例えば排水管のつなぎ目が劣化して水漏れが起き、室内に漏水したり、建物の防水工事が耐用年数を超えていたため、雨の日になると窓枠から水がしみだしてくるといったケースがあります。


これらのように明らかに物件の問題で漏水被害が起こった場合は、まずは管理会社や大家さんに連絡してください。

部屋を貸りる側は、室内の設備がしっかりと整備されている状態であることを条件に契約をしているのですから、修理費用や損害賠償請求は管理会社や大家さんの負担となります。


しかし、夜間に蛇口が破損して水漏れが起こったなどの緊急を要する場合は、大家さんや管理会社ではなく直接水漏れ業者に連絡するのがよいでしょう。

その場合は、業者に水漏れの原因を書面にしてもらいます。

部品の劣化など物件設備が原因の漏水ならば、後日修理費用を管理会社や大家さんに請求できるからです。


リビング


おわりに


キッチンや洗濯機、トイレにお風呂など、水が関わる場所は多岐に渡るため、いつ、どこから漏水が発生するかは誰にもわかりません。

万が一の漏水被害に備えて保険に入っておいたり、緊急時にどこへ連絡するのかメモをして見やすい場所に貼っておくと安心です。


また、保険は万が一の大きな被害をカバーしてくれるものですから、賃貸物件での安心の暮らしを送るためには契約時の保険加入が肝心です。

寝屋川市や枚方市の賃貸物件をご紹介するミニミニFC香里園店では、賃貸契約時の保険加入についてわかりやすくご説明いたします。


ご不明点がございましたら、お気軽にスタッフまでお尋ねください。