分譲マンションを賃貸で借りる場合、自治会に入る?入らない?

分譲マンションを購入後、所有者の転勤などが理由で、そのお部屋を賃貸として貸しているケースも少なくありません。

そのようなお部屋を借りる場合、

 

マンションの管理組合や自治会への加入はどうすれば良いのーー!?

 

入居前に少しお勉強しておきましょう。

 

自治会と管理組合とは


分譲マンション 賃貸 自治会と管理組合に対する疑問


それでは、知っているようで意外と知らない、二つの組織の違いをご紹介します。


自治会とは


町内会とも呼ばれている「自治会」は、町内や住宅街など同じ地域で暮らしている人達が集まって運営する組織の事です。

主な活動としては、子供会の運営や地域の清掃活動、祭りの企画など、地域がより活性化するよう働きかけています。

自治会は会員の支払う会費で運営されている為、組織に加入すると同時に自治会費の支払い義務が発生します。


管理組合とは


建物の管理を行う為の団体で、分譲マンションの購入者全員に加入義務があります。

マンションの購入者であれば、そのマンションに入居している・いないに関わらず、組合員となります。

主な活動としては、建物内の共有スペースの管理や、修繕が必要な個所があれば、実際に工事を行うといった意思決定をしています。

 

賃貸だとどう違う?


分譲マンション 賃貸 話し合う人


分譲マンションを賃貸で借りている場合、基本的に管理組合への加入は必要ありません。

ポイントは、先ほどご紹介した

「マンションの購入者であれば、そのマンションに入居している・いないに関わらず、管理組合員となる」

という内容です。

建物管理に関する意思決定権はあくまで所有者にあります。

賃貸として借りている賃借人は、その部分はノータッチでも大丈夫!

という事なんですね。

 

一方、自治会は地域住民で構成されている組織です。

所有者、賃借人関係なく参加する事が出来ます。

会員となればもちろん自治会費が発生しますし、組織の中で意思表示をする事も出来ますよ。

 

組織でよくあるケース・トラブル


分譲マンション 賃貸 餅つき大会


大規模の分譲マンションでは「管理組合の中に自治会がある」というのもよくあるケースです。

それだと、

「賃貸で借りていれば自治会にも加入出来ないのでは?」

と思ってしまいますが、

管理組合は所有者の団体、自治会は住民の団体

という基本的な仕組みは変わりません。

「地域をもっと活性化させたい!」

という思いのある方は、積極的に参加されてくださいね!

 

また、組織の中で多いトラブルとしては、

「役員や理事をやりたくない!」という方が多い

といった事です。

役員や理事になると、自治会費の回収や理事会への参加など、やらなければならない仕事が多くなってしまいます。

最近では、役員・理事は持ち回りで担当する事も多いようです。

せっかく役員・理事に抜擢されたなら、こういった仕事も楽しんでこなすことが出来ると良いですね!

 

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