曖昧にしてはダメ！重要事項説明はポイントを押さえて要確認！

賃貸物件の契約では、物件の管理規約や家賃の支払い日など、住むうえで大切な注意点やポイントが多数あります。

そのボリュームはなかなかの量ですが、確認不足が原因で退去時に揉めないようにするためにも、しっかり確認することが大切です。

今回は、賃貸物件契約におけるポイントや注意点などのノウハウを学びましょう。

これから枚方市でお部屋探しをされる方は、ぜひ覚えておくことをおすすめします。

住みたいお部屋が決まってオーナーさんや管理会社と契約を交わす時には、重要事項の説明を受ける必要があります。

重要事項説明とは、冒頭でも触れた物件の管理規約や家賃の支払い日など、契約する物件の条件に相違がないかなどを説明することです。

この説明は、宅地建物取引士(通称：宅建士)という資格を持った方が行うことが法律で義務付けられているため、この資格を持たない方が重要事項説明を行うことはできません。

そして説明を受けている際は、内容がよく理解出来ないポイントも出てくるかと思いますが、その場合は都度質問し、しっかりと理解してから契約書にサインをしましょう。

契約時に行われる説明の際に、確認すべきポイントはいくつかあります。

まず、部屋を退去する時の敷金はどうなるのかという点です。

預けた敷金は、退去後のお部屋を原状回復するための費用として充てられる事が一般的ですが、万が一居住中に賃料の未納があった場合は、相殺分として充てるケースもあります。

原状回復費として充てる場合は、敷金のうちどのくらいの金額を充てるのか、不足分があった場合の追加費用はどのように支払うのかなど、よくご確認ください。

続いてのチェックポイントは、物件の設備です。

ガスや水道等、生活に欠かせない設備の状態だけでなく、契約先の電力会社やガス会社などがどこなのかという点も確認が必要です。

また、この時可能であれば、電気のアンペア数も確認することをおすすめします。

というのも、アンペア数によっては電力が不足し、複数の家電を同時に使用するとブレーカーが落ちる心配があるため。

その度にブレーカーを復旧させるのは手間がかかってしまいますので、不安な方は重要事項説明の時に確認し、電力が足りない場合は戸別で容量を上げても良いか尋ねましょう。

重要事項説明は、賃貸物件の契約時で最も時間を割かれる項目です。

そのため、途中で聞き疲れてしまうこともありますが、ここで曖昧なまま聞き流して署名をすると、後々大きなトラブルとなってしまう恐れがあります。

重要事項説明でお話するポイントや注意点は、いずれも借主様がトラブルなく気持ちよい新生活を送るために大切なものばかりですので、ぜひお耳を傾けていただけると幸いです。

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