枚方市で安心して暮らすなら、知っておきたい災害対策
地震や津波などの自然災害は、時に人の想像を超える力で襲ってきます。
そこで日頃から災害対策を行えば、その被害を最小限に食い止めることは可能です。
しかし、個人での取り組みには限界があります。
大規模災害時に市民の命を守るため、枚方市ではどのような災害対策を行っているのでしょうか。
枚方市の災害対策
災害時の被害状況により、ライフラインがストップすることが考えられます。
中でも一刻も早い提供が望まれるのは、飲料水です。
枚方市では、災害時の給水はどのように行われるのでしょうか。
・災害時の給水体制は?
春日受水場1号池の耐震化工事が完了し、市内の配水場における災害時の飲料水確保可能量は合計22,894キロリットルになりました。
これは市民1人当たり約56.5リットルの飲料水が確保されていることになるため、かなり心強い量が確保されています。
断水が発生した場合は、避難所や断水地域に対して応急給水を行います。
配水場などから給水車などで避難所へ運搬し、飲料水の給水を行うとともに、備蓄水(ボトル水)なども配布します。
枚方市の職員は、災害時にスムーズに給水や復旧が行えるよう、定期的に訓練を行っています。
また、各避難所には1,000リットル(約330人分の1日の飲料水)もの水を貯水できる給水バルーンを設置しています。
・防災備蓄品の備蓄
枚方市では、災害時にスピーディに防災備蓄品が提供できるよう、第一次避難所である市立小学校を中心に、生活必需品などの分散備蓄を行っています。
備蓄品例・・・・毛布、断熱シート、ブルーシート、簡易トイレ、米、粉ミルク、食器、調理器具、発電機、ライト等
・災害時の情報公開は
大規模災害時には市の公式ホームページに防災情報を公開します。
ただし、市の公式ホームページにアクセスが集中した場合、閲覧しにくくなる場合も。
そのため、枚方市では大規模災害用のGoogleサイトを設けました。
日頃からこちらのサイトを「お気に入り登録」しておけば、もしもの時にも情報を入手でき、安心です。
また、枚方市公式ツイッターでも災害情報を発信します。
家庭でできる災害対策
行政の防災への備えをみてきましたが、ここからは個人でできる災害対策をご紹介します。
・食料・飲料水の備蓄
非常食はご飯、ビスケット、板チョコ、乾パンなどを3日分、飲料水は1人1日3リットルを最低3日分備蓄しましょう。
飲料水とは別に、トイレを流したり、洗濯をするための生活用水として、お風呂の残り湯を浴槽に備えておくと良いでしょう。
トイレットペーパーやティッシュペーパー、マッチ、ろうそく、カセットコンロなどは生活必需品ですので、普段から多めに用意しておくようにしましょう。
・非常用持ち出し袋
非常時に持ち出すべき物をあらかじめリュックサックに詰めておき、すぐに持ち出せるように備えておきましょう。
【非常用持ち出し袋の中身の一例】
飲料水・食料品・貴重品(預金通帳、印鑑、健康保険証、現金等)・救急用品(絆創膏、包帯、消毒液など)・ヘルメット・防災ずきん・懐中電灯・衣類・下着・ウエットティッシュ・毛布・タオル・携帯電話の充電器・携帯ラジオ等
※各家庭でよく相談し、必要な物を用意しましょう。多すぎると運べないので、一度で運べる程度を目安に物品を揃えて下さい。
・避難場所や避難経路の確認
いざ災害が起こった時に慌てず避難できるよう、家族で避難場所・避難経路について話し合っておきましょう。
枚方市のホームページから避難場所の確認ができます。
・安否確認の方法を知っておこう
家族が別々の場所に居る時に災害がおこった場合でも、お互いの安否が確認できるよう、災害用伝言ダイヤルの使い方を知っておきましょう。
災害用伝言ダイヤルは局番なしの「171」に電話を掛けると伝言が録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが伝言を再生できるサービスです。
おわりに
枚方市の災害対策についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
行政に災害対策を任せきりにするのではなく、日頃から各家庭でも備える事が大切になります。
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